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主な診療内容

みみ

耳は音を聞くという機能や体の平衡感覚を司る大切な感覚器官です。
耳と簡単に言っても外耳・中耳・内耳と分けられ障害の部位によって治療法が異なります。
耳は耳管という管で鼻の奥の上咽頭というところとつながっており、耳管の不調によっても耳の様々な症状を起こすことが考えられます。
また顔面神経は内耳道を通っているため、側頭骨の手術を専門とする耳鼻咽喉科で末梢性顔面神経麻痺も診療しています。

みみの病気の症状

  • 聞こえが悪い(難聴)
  • 耳が痛い、かゆい
  • 耳だれ(耳漏)
  • 耳のつまった感じ(耳閉感)
  • 耳鳴り
  • めまい、顔面神経麻痺等

みみのよくある病気

病気の説明

急性中耳炎
上気道炎(風邪)をきっかけとして、ウイルス・細菌が耳管を通して中耳に移り感染・炎症を起こすことで発症します。
抗生剤などのお薬を服用し治療します。2歳未満で一度、急性中耳炎になると、治りづらかったり炎症を繰り返しやすかったりする傾向にあります。
滲出性中耳炎
鼓室内(中耳)に滲出液が貯留した状態です。耳のつまった感じや聞こえが悪くなったりします。急性中耳炎のような痛みや発熱は伴いませんので、気づくのが遅れる場合があります。
鼻の通りを良くし、耳管機能の改善を待つのが治療の基本となります。耳管通気や薬物療法などの保存的治療で改善がみられない場合は鼓膜にチューブを挿入する手術を行います。
滲出性中耳炎を放っておくと中耳炎が慢性化し真珠腫性中耳炎、癒着性中耳炎のリスクが高まります。大人の場合は上咽頭癌が原因となることがあるので早めの受診をお勧めします。
真珠腫性中耳炎
鼓膜が部分的に中耳に入り込み、そこに耳垢などが溜まり真珠腫塊を作ります。放置しておくと、その真珠腫塊が徐々に中耳の骨を溶かしていき、めまいや難聴、時には髄膜炎や脳炎などを引き起こすことがあります。
真珠腫塊が真珠のような光沢をもつことが病名の由来となっています。治療は真珠腫塊を取り除くことになります。中耳の奥へ進展している場合は手術が必要です。
突発性難聴
突然、片方の耳の聞こえが悪くなる病気です。原因は不明ですが風邪などのウイルス感染やストレス、血流障害などが考えられています。
治療は循環改善薬、ビタミンB12、ステロイドなどを使用します。発症から1-2週間以内に治療を開始しないと改善する可能性が低下しますので、早目の受診が必要です。
低音障害型難聴
低音部の音が聞こえにくくなる特徴の病気です。難聴の程度は比較的軽いことが多く、繰り返し易い病気です。内耳のむくみが原因と考えられ、過労、ストレスなども誘因となると考えられています。
治療は突発性難聴と同じ循環改善薬、ビタミンB12などを使用します。内耳のむくみを取るためにイソバイドという利尿剤を用いることもあります。難聴が高度な場合や治りが悪い場合はステロイドを用いる場合もあります。
老人性難聴・補聴器
加齢により高音部から難聴が進んでいきます。難聴が進行すると言葉の聞き取りも悪くなっていきます。
日常生活に支障が出る場合は、補聴器を装用します。高度難聴の場合は身体障碍者の申請ができます。認定を受けた場合は補聴器を購入する際に補助がでることがあります。当院では身体障碍者の認定を行っております。
耳垢栓塞
耳垢が耳栓のような状態になって聞こえが悪くなる病気です。綿棒などで耳垢を奥に詰めてしまうことにより生じます。
耳垢を除去すれば改善します。場合によっては耳垢を薬でふやかしてからとることもあります。
耳管狭窄症
耳と鼻をつなぐ管(耳管)が狭くなり通りが悪くなる病気です。気圧の変化に対応しづらく、飛行機に乗った時やダイビングで海に潜った時などに中耳に炎症を起こす可能性があります。
治療は鼻の状態を改善させる投薬治療や実際に耳管に空気を通す処置(耳管通気)をします。
耳管開放症
耳と鼻をつなぐ管(耳管)の通りが良すぎる病気です。耳管は通常、閉じていて嚥下時やあくび時に開くのですが、嚥下やあくびをしていない時も開いている状態です。症状は耳管が開放しているのですが、耳のつまった感じ(耳閉感)や自分の声が響いて聞こえたり(自声強調)、自分の鼻の呼吸の音が響いて聞こえたりします。自分の心臓より頭の位置を低くすると症状が軽快するのが特徴です。
治療は循環改善薬(ATP、補中益気湯、加味帰脾湯)や安定剤の内服、耳管に薬を塗ったりする処置をします。症状が改善されない場合は手術治療もあります。
外耳湿疹・外耳道炎
綿棒などの過度の刺激で外耳道がかゆくなったり、傷がついて感染を起こしたりすると生じる病気です。
軟膏や内服で治療します。できるだけ耳を触らないのが一番の治療になります。

はな

鼻はにおいを感じたり、声を反響させたり、肺や気管を守るために、吸った空気を温め加湿し、ウイルスや細菌、ほこりなどが体内に侵入するのを防いできれいな空気を肺に送るためのフィルターのような役割があります。
アレルギー反応でくしゃみ、鼻汁、鼻閉を起こし過剰になると日常生活に支障をきたすようになります。
また慢性的な感染状態になると黄色や白い鼻水(膿性鼻漏)が続くことがあります。いわゆる蓄膿症といわれる慢性副鼻腔炎です。

はなの病気の症状

  • くしゃみ
  • 鼻づまり
  • 鼻みず
  • においがわからない(嗅覚障害)
  • 鼻がのどにまわる(後鼻漏)
  • 鼻がにおう、くさいにおいがする
  • ほほの痛み
  • 鼻血
  • いびき等

はなのよくある病気

病気の説明

アレルギー性鼻炎
くしゃみ、鼻水、鼻づまりが特徴的な症状です。鼻水は水のようにさらさらです。基本的には色がついていたり、ねばねばしたりはしていません。
季節性のものは花粉症と呼ばれます。治療は内服薬、点鼻薬、舌下免疫療法(現在はスギ、ダニのみ)、鼻内粘膜を焼灼するレーザー治療があります。
花粉症
アレルギー性鼻炎の治療に準じます。抗IgE抗体(ゾレア)の注射がスギ花粉症の治療として新しく加わりました。
抗IgE抗体や舌下免疫療法の治療には適応基準がありますので、気になる方はご相談ください。
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
鼻の周りにある副鼻腔に炎症を起こすことにより生じます。風邪のウイルス感染が契機になることが多いです。症状として長引く膿性鼻汁、鼻閉、後鼻漏などがあります。
内服治療で改善しない場合は手術治療を行う場合があります。当院ではCTで当日診断できますので、お気軽にご相談ください。
鼻茸
鼻内、副鼻腔の粘膜が炎症によって腫れて垂れ下がったポリープ状のものをいいます。
徐々に大きくなり鼻内を塞いで鼻閉の原因になることがあります。保存的治療で改善しないものは手術する場合があります。
好酸球性副鼻腔炎
従来の副鼻腔炎は細菌感染が原因であるのに対して、好酸球性副鼻腔炎の原因は不明です。体内の好酸球(白血球の一種)が増加して異常な炎症を起こし、多彩な症状が出現します。
症状は嗅覚障害、鼻閉が多く、また喘息を合併することも多く、鼻茸が多発し、副鼻腔の篩骨洞を中心に病変が生じます。中等症、重症は指定難病となっています。
鼻中隔弯曲症
鼻の真ん中の壁(鼻中隔)が左右どちらかに弯曲し、鼻閉などの症状が生じる病気です。
日本人の約9割はどちらかに弯曲しているといわれていますが、症状が生じるほど弯曲していれば病的と判断し、必要があれば鼻中隔矯正術という手術を行います。アレルギー性鼻炎を合併していることも多く、まず始めは薬物治療で鼻閉の改善をはかるのが一般的です。
鼻出血症
鼻中隔前方部の粘膜のキーゼルバッハ部位が出血の好発部位です。
出血が止まらなくて困ったときは脱脂綿を丸めて鼻内に入れて鼻翼を両側からつまんで圧迫してください。また鼻根部を冷やすのも効果があります。一時的に止血しても治ったと考えず、耳鼻咽喉科を受診してください。繰り返し出血することが多いです。
治療は出血点がわかれば電気焼灼で出血点を電気凝固します。出血点が不明で出血が止まらない場合は鼻内にガーゼなどを詰めて止血することがあります。

のど

のどは食道と気管を分ける器官で、食べ物を食道や胃に送り込む役割と、肺に空気を届け、また声を出す役割があります。
このため呼吸に関する症状と飲食に関する症状の2つをみることになります。
部位で分けると口腔、咽頭、喉頭に分けられます。扁桃腺の疾患や嚥下障害、睡眠時無呼吸にも関連します。
近年では食事の欧米化の影響や肥満などのため胃酸や胃液の逆流によりのどに症状を引き起こすことがあります。

のどの病気の症状

  • のどが痛む
  • 咳や痰が出る
  • のどの違和感
  • のどのつまり感
  • 飲み込みが悪い
  • 声がかすれる
  • 口が乾く

のどのよくある病気

病気の説明

扁桃周囲膿瘍
口蓋扁桃の周りに膿が溜まる病気です。強い痛みを生じ、嚥下困難になることがあります。
悪化すると首に膿が溜まる頸部膿瘍になり、緊急手術になる場合もあります。
治療は抗生剤投与と膿が溜まっているところに針を刺して膿を抜く処置や切開して再度たまらないようにすることもあります。
声帯ポリープ
原因は大声を出した後に声帯に血豆ができて、その血豆がそのまま固まってしまった場合にポリープとなります。
自然に改善することもあるので約半年間経過をみて改善しないようなら手術で切除します。
声帯結節
いつも大きい声を出している方がなりやすい病気です。両声帯の一部がタコのように固くなってやや盛り上がった状態になり、声を出すときに声帯の間のすきまが大きくなり声がかすれます。
のどの安静、投薬治療で改善しない場合は手術となります。
咽喉頭逆流症(逆流性食道炎)
胃酸や胃液などが逆流してのどのつまり感や異物感の症状が生じます。慢性の咳、痰の原因にもなります。場合によっては喉頭肉芽腫症の原因となります。
胃酸を抑える薬や胃や腸の動きをよくする薬で治療します。治療において生活習慣の改善がとても大切です。

めまい

めまいが起こる仕組みは、自分の周囲の空間や位置を目(視覚)、内耳(半規管・前庭)、手足の皮膚や筋肉(深部知覚)で感知し、その情報を脳に伝達・統合し、微妙な体のバランスをコントロールしていますが、仕組みのどこかに不具合があると、平衡バランスが崩れめまいとして感じられます。

めまいの症状

  • 頭の位置でぐるぐる回転する
  • 回転性のめまいが一定時間続く
  • ふらふらするなど

めまいのよくある病気

病気の説明

良性発作性頭位めまい症
原因は耳石器の機能異常と言われています。
頭をある特定の位置に動かしたり、寝返りをうったりしたときに数十秒の回転性めまいが起こります。耳鳴や難聴が一緒に起こることはありません。
めまいを起こす頭位や体位を繰り返すとめまいは徐々に治まってきます。
メニエール病
内耳がむくんだ状態(内リンパ水腫)が原因と考えられています。耳鳴、難聴、回転性めまいを繰り返すのが特徴です。
治療は内耳のむくみを取る利尿剤(イソバイド)や循環改善薬、ビタミンB12、漢方薬などを使用します。難聴の程度が高度の場合にはステロイドを投与する場合があります。
前庭神経炎
ある日、突然激しいめまい回転性めまいが起こるのが特徴です。風邪などのウイルス感染が原因と考えられています。耳鳴、難聴は伴いません。
治療は対症療法が主ですが、神経の炎症をとるためにステロイドを投与する場合もあります。

小児耳鼻咽喉科

こどもは単に大人を小さくした存在ではなく、こどもの成長を考慮した診療、またこどもに特有の疾患の診療が必要になります。
これは構造的にこどもの耳・鼻・のどは未発育で、また耳管(耳と鼻をつなぐ管)も短く傾斜がほぼ水平に近いため、鼻の影響を受けやすい状態になっています。そのため、鼻水が出るから鼻だけを診ればよいのではなく、耳・鼻・のどの全体を診療した上でしかるべき処置をすることが大切になります。
また、こどもは自分で症状を訴えることが難しく、周囲の大人が症状をよく観察してあげることがとても大切です。

お子様にこのような症状が
ございましたら、ご相談ください。

  • 音量を大きくしてテレビを観る
  • 聞き返しが多い、返事をしない
  • 鼻水が出ていることが多い
  • 鼻がつまっているようだ
  • 口をポカンと開けていることが多い
  • よくのどの痛みや発熱がある等

小児のよくある病気

  • 急性中耳炎
  • 滲出性中耳炎
  • アレルギー性鼻炎
  • 小児副鼻腔炎
  • 扁桃肥大

病気の説明

扁桃肥大
一般に口蓋扁桃の肥大のことを言います。
肥大だけであれば問題はありませんが、睡眠時無呼吸の原因になったり、扁桃炎を繰り返したりするようであれば手術の適応となります。

アレルギー

アレルギー性鼻炎とは、アレルゲン(アレルギーを引き起こす原因となる物質)を吸入することで、抗原と抗体が鼻の粘膜で結合し、アレルギー反応が起きることによって生じる鼻症状をいいます。なかでも、くしゃみ、鼻水、鼻づまりはアレルギー性鼻炎の3大症状といわれます。

花粉症

花粉症はアレルギー性鼻炎の一種であり、植物の花粉がアレルゲン(抗原)となって、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ・異物感・充血・涙などの症状があらわれる疾患です。さらにひどい場合は、咳、のどや皮膚のかゆみ、頭痛、倦怠感、発熱、不眠、下痢、体や顔のほてり、イライラ感などもみられます。

舌下免疫療法

当院ではアレルゲン免疫療法(舌下免疫療法)を行っております。
アレルギーを引き起こす物質(アレルゲン)を少量ずつ毎日体に投与することによって、体を慣らし、症状を緩和することができます。
現在、スギ・ダニに対して行うことができます。

レーザー治療

アレルギー性鼻炎に対して、鼻の中の粘膜がアレルゲンで反応しないようにレーザーで焼灼する治療です。鼻の中で一番大きい下鼻甲介というヒダの粘膜の表面を焼きます。効果は個人差がありますがおよそ1年くらいです。

かぜ、インフルエンザなど

主にウイルスによる上気道感染です。
上気道(鼻・咽頭・喉頭)は耳鼻咽喉科の専門分野です。お気軽にご相談ください。

かぜ

正式には「風邪症候群」と言い、鼻やのどに生じる急性炎症の総称です。主にウイルスが粘膜から感染して炎症を起こすため、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、痰、発熱などの症状を引き起こします。ごくありふれた病気でありながらも、風邪を発端にいろいろな病気に進展しかねません。

インフルエンザ

インフルエンザウイルスの感染によって起こり、通常の風邪よりも急激に発症し、症状が重いのが特徴です。症状は3~7日間続いた後、改善します。 しかし気管支炎や肺炎を併発しやすく、脳炎や心不全に至るケースもあり、油断できません。

頭頚部

頭頚部には唾液を作る耳下腺や顎下腺があり、また体の新陳代謝を促進する働きを持つホルモンを分泌する甲状腺、免疫器官の一つであるリンパ節などがあります。
唾液腺には唾石という石ができたり、炎症を起こしたりします。
また甲状腺も炎症を起こしたり、ホルモンの分泌機能が亢進したり低下したりします。
耳下腺、顎下腺、甲状腺、頸部リンパ節などの腫れ、痛み等ありましたらお気軽にご相談ください。

東京都中央区日本橋人形町2-2-3
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土曜日は9:00~13:00になります
休診日 木曜・土曜午後・日曜・祝日